中央最低賃金審議会が29日、2015年度の地域別最低賃金の改定について全国平均の時給で18円引上げ798円とする目安をまとめました。目安通り引き上げられれば、14年度の16円増を2円上回り、過去最大の引き上げ幅となります。
引き上げ幅は、景気の回復傾向に加え、安倍政権が大幅な引き上げに意欲的なことが影響したとみられています。2桁の引き上げは4年連続。
各都道府県の引き上げ目安は以下のとおりです。
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ランク |
地域 |
引上げ目安 |
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Ａ |
東京、神奈川、大阪、愛知、千葉 |
19円 |
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Ｂ |
埼玉、京都、兵庫、静岡、三重、広島、滋賀、栃木、茨城、富山、長野 |
18円 |
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Ｃ |
北海道、岐阜、福岡、奈良、群馬、山梨、岡山、石川、福井、山口、和歌山、新潟、宮城、香川 |
16円 |
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Ｄ |
福島、山形、愛媛、青森、秋田、徳島、島根、岩手、佐賀、鹿児島、鳥取、高知、大分、熊本、宮崎、長崎、沖縄 |
16円 |
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全国加重平均 |
18円 |
※Ａ～Ｄは経済状況などから分けられたランクです。
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