大学が優良企業データベースを作成へ

 極端な長時間やパワハラ、残業代の不払いなど違法な労働を強いる「ブラック企業」が社会問題化している中、学生の就職活動に役立ててもらおうと、愛媛県の松山大学が、働く会社を選ぶ基準を策定し、適合する企業情報を収集して、優良企業データベースの作成を始めました。

 

 優良企業の定義は、「社員を大切にし、社員と会社がともに成長できる会社」。

 選定基準としては、経営者の社員育成に懸ける思いと経営理念、ビジネスモデルの明確性など成長に向けた5つの条件を掲げ、財務状況の健全性や離職率10%未満といった指標も盛り込んでいます。

 

 現在、基準に合った企業130社のデータを収集。来年度完成を目指しているそうです。

 

 国のブラック企業に対しての取り締まり強化が行われる中、学校側からも優良、ブラックを選別されるようになってきております。今後、このような取組が多方面に広がっていくと思われます。

 

 企業としましては、コンプライアンスや労働環境について、自社の取組がどこまでできているか見直すことが今後の発展に関わってくるのではないでしょうか。

 

 

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