労働時間規制に特例 一部企業で実験導入

 政府が、一定水準以上の年収がある人には週40時間が上限といった労働時間の規制を適用しない「ホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間の規制除外制度)」の実験的な導入を、一部の企業に特例的に認める方向で検討しているとのこと。

 

 年収で800万円を超えるような大企業の課長級以上の社員を想定し、時間外労働に対する残業代などは支払わない上、休日、深夜勤務での割り増しなどはないようにするそうです。仕事の繁閑に応じて自分の判断で働き方を柔軟に調整できるようにし、成果を上げやすくするのが狙い。

 

 経産省が、今秋の臨時国会に提出予定の「産業競争力強化法案」に、先進的な技術開発などに取り組む企業に対し、規制緩和を特例的に認める「企業実証特例制度」の創設を盛り込む方針で、この特例制度の一環で、労働時間規制の適用除外の実験的な導入も認めるとのこと。

 

 法案の成立後、年内にも導入を希望する企業からの申請を正式に受け付けて、早ければ2014年度にも実施される見込み。

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