相談件数のトップは、「いじめ・嫌がらせ」

 労働関係についての個々の労働者と事業主との間の紛争を円滑に解決するための「個別労働紛争解決制度」がありますが、このほど厚生労働省が平成24年度の状況をまとめ公表しました。


 平成24年度に労働局の「個別労働紛争解決制度」に寄せられた相談のうち、「いじめ・嫌がらせ」が前年度比12・5%増の5万1670件と、これまで最も多かった「解雇」を初めて上回り最多となりました。

 

※具体的な相談件数と前年比は次のようになっています。

  いじめ・嫌がらせ  51,670件(+12.5%)

  解雇        51,515件(-10.9%)

  労働条件の引き下げ 33,955件(-7.9%)

  退職勧奨      25,838件(-3.7%)

 

 「いじめ・嫌がらせ」は3年連続で二桁増となっており、いまや労働トラブルの中心となっていると行っても過言ではありません。職場でのハラスメントは企業風土の悪化の原因となり、更にはメンタルヘルス不調の問題にも繋がります。ハラスメントを防止する体制の構築や社員教育を進める必要性が高まっています。

 

厚生労働省HP「平成24年度労働紛争解決制度施工状況」

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000339uj.html

 


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